求菩提資料館
求菩提山の修験道遺品を数多く収蔵展示
福岡県立の資料館で山岳宗教の聖地と呼ばれる求菩提山の修験道遺品を展示しています。国宝銅板法華経(レプリカ)をはじめ、仏像、神像、古文書など2,000点近くを収蔵、展示しています。また黒田官兵衛時直筆の「桜狩の歌」などの貴重な資料も所蔵しています。
銅板法華経(国宝)
末法の時代、仏法が滅びてしまうことを案じ、銅板に法華経八巻と般若心経とを刻み、それを後の世に伝えようとしたタイムカプセルです。銅板経三十三枚と四面に阿弥陀三尊、釈迦と多宝の二如来、不動明王、毘沙門天が線刻された銅筥とが完全な形で残されているのは全国でも稀であり、きわめて貴重な文化遺産ということができます。
大日如来像(県指定有形文化財)
平安時代後期に作られた木造大日如来坐像で、求菩提山の大日窟に安置されていたものです。森羅万象の生命の根源であると言われ「光り輝き、遍く照らす」の意味を持ち、金剛界大日如来とは金剛石のように硬く、迷いのために損なわれないことを意味します。
場所 | 豊前市鳥井畑247 |
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入館料 | 無料 |
営業時間 | 9:30~16:30(入館は16:00まで) |
定休日 | 月曜日(但し祝日の場合はその翌日) 年末年始(12/28~1/4) |
問合せ | 0979-88-3203 |
ホームページ | http://kubote-historical-museum.com/ |