豊前とは

福岡県東部の街

福岡県の東部に位置し大分県まで車で10分。そんなところにある人口約26,000人の小さな街が福岡県豊前市です。春には祭りの季節が訪れ、「お田植祭」をはじめ五穀豊穣・天下奉平を祈願する神事が各地で行われます。夏になると、県内最大級の求菩提キャンプ場に麓にある河川プール、畑の冷泉は避暑地におすすめです。梅雨頃にはボランティアにより植えられた約15,000株のアジサイが見ごろを迎え『あじさい祭』が開催されます。山々が色付き始める頃、国指定重要無形文化財の指定をうけた豊前神楽が各神社で奉納されシーズンを迎えます。市内のいたるところからお囃子が聞こえ秋の訪れを知らせます。冬は海の幸のおいしい季節で濃厚な甘みの豊前本ガニや豊前海一粒かきが水揚げされ豊前の冬の味覚として愛されています。

パワースポット“求菩提山”

かつて一山500坊といわれた修験道の聖地、求菩提山(くぼてさん)。標高は782m。山道には修験道の跡が多く残り、登山初心者から上級者まで楽しめる山として人気があります。求菩提山の麓の「鳥井畑」集落には、石垣の棚田が残っており『求菩提の農村景観』として国の重要文化的景観に選定さてるなど、日本の原風景が残ります。また、森林セラピー基地として認定されており、定期的なセラピー体験に加え、個別での受付も行っています。森林セラピーの中にヨガやアロマ体験を行うこともできます。

豊潤な豊前海

豊かな恵みをもたらす豊前海。遠浅の地形で、潮の干満の差が大きいため広大な干潟が発達。豊前の山や森から流れ出る養分やミネラルが海を育み、豊富な魚種が水揚げされ、1年を通じて四季折々の魚介を楽しむことができます。冬には「豊前海一粒かき」「豊前本ガニ」など人気の魚介も並びます。平成28年6月には、豊前海の幸が味わえる新名所「うみてらす豊前」がオープンし獲れたての魚介がならぶ「四季旬海」に、人気の漁師食堂「うのしま豊築丸」が移転オープンし人気となっています。

伝統を引き継ぐ

春先には求菩提山の中宮で行われるお田植祭に、八屋祇園、宇島祇園、松江祇園など1年を通じて沢山のお祭りが今もなお地域の人たちによって受け継がれています。市内6つの神楽講(岩屋、山内、黒土、三毛門、大村、中村)により伝承されている豊前市の岩戸神楽は、豊前神楽として、平成28年 国指定重要無形民俗文化財に指定されました。五穀豊穣(ほうじょう)を感謝する舞として市内の神社で奉納され、秋には連日神楽の奉納が行われます。